痛いの辛いのとんでけー!

生活している中でおきる「様々な痛み、辛い事」をテーマにして書いているブログです。

肩こり・首痛・腰痛が起こる仕組みはこうだった!意識していなかった事実とは

日本人の大半を悩ませる、肩こり・腰

最近の日本の統計では、人口1000人当たり、95.4人がなんらかの腰痛を訴えているとの報告があります。つまり日本人は常に10人に1人は腰痛を持っているということです。

ちなみに、これは日本だけの傾向ではなくイギリスでも、中年までに60%が腰痛を経験し、ある時点での調査では、日本より多い人口の14%の人が腰痛を持っているという統計もあります。

 さらに、1年間を通しては人口の40%が腰痛を経験し、また、その3分の2の人は再発をしていると言われています。つまり何回も起こすことがあるわけです。では、眉こりはと言うと日本ではやはり1000人あたり91.6人が眉こりを訴えています。つまり9%の人が眉こりに困っていることになります。この腰痛と肩こりが、日本人の訴える痛みの症状の中で1位と2位でした。


ちなみに第3位は手足の関節が痛むというもので、これは1000人あたり57.1人であり 腰痛、肩こりとはだいぶ差があるわけです。男女別の統計では肩こりは女性の1000人当たり123人が持っているとのことで、 1位に輝いています。一方、男性には腰痛が多い傾向がみられます。ただ、肩こりを感じている人のほうが病院を受診しない場合が多いようです。

また、看護師さんのアンケート調査では、彼らの20%の人にいつも肩こりかあるということで、その方たちは仕事を「重労働と感じている」という回答が多かったそうです。やはり、仕事のストレスとの関係が深い様です。年齢的には肩こりも腰痛も団歳前後にピークがあり、若い方は少ないとデータが出ています。当然の結果と言えるでしょう。

肩こり・首痛・腰痛を治すために、知っておくべき背骨の仕組み

「脊髄」と「脊椎,は人間の根幹をなす組織です。そもそも人間は 「脊せき椎つい動物」というカテゴリーに属しています。脊椎つまり背骨を持っ動物です。脳から手足に運動などの命令(情報)を伝えるためには、脳から手足までをつなぐケーブル日神経が必要です。 つまり人間の体の場合、無線で飛ばすようなことはできず、「神経」 という有線での情報伝達が行われているわけです。

逆に、手足から脳への情報の伝達にも神経が必要です。こうした脳と手足などとの相互の情報のやりとりを行う神経の束が「脊髄せきずい」と呼ばれるものです。脊髄は、脳の延長上の組織ですから胸と同じぐらい重要だと言えます。

そして、この重要な組織である脊髄と、脊髄から枝分かれし、骨の問を通って手足まで伸びている神経を保護している硬いケースが「脊椎」です。つまり人を含む脊椎動物は、進化の過程で脊髄を保護する背骨を持つようになったわけです。

言うなれば、体の中で一番といっていいくらい大切な脳が頭蓋骨でガードされているようにその続きの脊髄は脊椎でガードされていることになります。ですから、この脊椎・脊髄というュニットは、人間にとって非常に重要なものだというわけです。