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目は心臓の次に働き者?まばたきを1日に2万回行うアスリート

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私たちの目は、ほんとうに働き者です。1日に、まばたきを2万回近く行い、眼筋は2万回以上も動きます。人間の体のなかで、これだけ動く器官は他には心臓くらいしかないでしょう。

どんなにたくましいアスリートでも、1日2万回の筋トレはできません。まぶたはそれを毎日、1日も休まず行っています。

 

年齢を重ねると目に酸素が十分に行き渡らなくなる

人間の体は、筋肉運動をすると、乳酸がたまります。乳酸には良い方面の働きもありますが、大量の乳酸の代謝除去を乳酸蓄積が上回ると、視力に影響が出ると言われています。乳酸は酸素によって分解され、血液で運び出されるので、酸素不足になると、疲れが取れなくなり、機能が衰えます。

もうおわかりでしょうか。これだけの活動をこなすためには、血液を十分に巡らせ、目に常に酸素を送り込む必要があるわけです。ところが、文句も言わず一生懸命に動いてくれている目のために酸素を送ろうとしても、残念ながら酸素の最大摂取量は心肺の老化に伴って減少します。

20歳時の酸素の摂取量を100%として、80歳になると 30%にまで落ち込むと言われているのです。それでも目は、変わらず働かなければならない。「普通に呼吸していれば、 酸素を吸っているだろう」と、なにもしないのではなく、酵素を積極的に取り入れていく必要があります。

 

一番大事な目がぞんざいに扱われている

人間は、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚といった五感から、あらゆる情報を得ています。五感で得た情報は、電気信号に変えて脳に送られ、それをもとに行動します。
なかでも情報の8割は目で見たものだといわれるほど、視覚はとても重要な役割を果たしています。そんな大切な目を、私たちはどうしてこんなにも粗末に扱っているのでしょうか?これでは視力が落ちるのもしかたがないと言えます。

老眼になるのも年齢のせい、ドライアイになったら目薬をさせばいい。緑内障白内障も「予防できる」とは考えたこともない。と、よい状態を維持することをせず、悪くなったら「しかたがない」と、視力を矯正したり、手術したりする。

日本人の平均寿命は、相変わらず世界のトップクラスです。でも、たとえ100歳まで生きても、目が見えなくなったらなにも出来ません。自分一人で動けなかったら、人生の楽しみ方がまったく変わってしまいます。自立して健康でいるからこそ、長生きする意味や喜びがあります。

 

近視、老眼、白内障のカンタンな仕組み

ここでものが見える仕組みをカンタンにご説明します。モノを見る仕組みはカメラに例えるとわかりやすいでしょう。カメラの構造を単純に説明すると、レンズを通った光が映像としてフィルムに焼き付けられます。

目では瞳孔から入った光が、カメラのレンズに相当する水晶体でピントを合わせ、網膜で像として感じ取ります。そして水晶体が厚みを変えるのを助けるのが、毛様体もうようたいという筋肉です。

また、血流障害などの原因でピント調節能力がうまく働かず、遠くのものが見えづらいのが近視、そして近くのものが見えにくいのが老眼。水晶体を構成しているタンパク質に混濁が生じるのが白内障です。

商店を合わせづらくなる一番の原因は水晶体に栄養がいかなくなって硬くなること。
また水晶体が栄養不足で新陳代謝が衰えると濁りが生じます。

 

目は肝臓が支配している

中医学では、肝臓の状態が目に大きな影響を与えると考えられています。肝臓は、血液を浄化し、栄養を与える臓器。肝臓の働きが悪くなると、血管が集中している目も当然、衰えてきます。症状が現れている場所だけをどうにかしようとしても、根本的な原因をなくさない限り、悪化、再発の可能性は常につきまといます。

人間の体は、それぞれのパーツが独立して動いているわけではありません。全身を流れる血液や、体中にはりめぐらされた神経、そして筋肉など、さまざまな機能や臓器が関連しあい、働いています。

レーシック手術で屈折率だけ変えても、体の内側から状態をよくしなければもとに戻ってしまいます。大切な目を、一生よい状態に保っためには目だけでない、体のほかの部分のケアも大事だということを知っておいてください。

 

硬くなった胃腸をほぐして目をよくする

硬くなった胃腸を、外側から刺激できる方法「お腹もみ」マッサージすることでこわばった胃腸をほぐし、内臓全体の機能をアップ。先述した通り、目は体全体の状態が影響してきます。マッサージすることで、血流を促して、酸素を全身に行き渡らせます。

全身の胃腸が硬化して深い呼吸ができなくなると、寝ている間に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」になる可能性が高まります。お腹を触って硬い人で「腹筋があるから、お腹が硬い」と勘違いしている人が、思いのほか沢山存在します。そうした人達は 「睡眠時無呼吸症候群」であることが多いのです。

また、「お腹もみ」をやってみて、痛みを感じる場所がある人は内蔵がかなり疲れています。気づいたときにマッサージを行い、胃腸をほぐしてあげましょう。

息を吐きながらおへそを中心とした半径2センチくらいの位置を、時計回りに、両手の指先を使って押していきます。スタート地点は、上から見たおへその右横。ーカ所で3秒ずつ、ー回に3周行ってください。

この 「お腹もみ」も、1日何回やっても構いません。ただし食後など、胃腸が活発に働いているときは避けてください。食前や、寝る前に行うのが良いでしょう。

 

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