痛いの辛いのとんでけー!

生活している中でおきる「様々な痛み、辛い事」をテーマにして書いているブログです。

痛みや辛さ、心が和らぐハーブ その効能と薬効の高いハーブ10種類

様々な種類のハーブ

鉢植えにして育てたり、お茶で味わったりと今やすっかり身近になったハーブ。どんな効能・効果があるのでしょうか。

 

ハーブの癒しで心とからだを健康に

ハーブを毎日の生活に取り入れ、その香りを楽しんでいる女性も少なくないでしょう。そもそもハーブとは、「特別な効能がある植物の総称」です。 薬草としての歴史は古く、紀元前2000年ごろのエジプトのミイラには、遺体の防腐剤としてハーブの樹脂や香汕が塗られていたといいます。

また、心身の不調を治療する薬草として使われ、香料や化粧品などにも利用されてきました。はるか昔からハーブの効能は人々の間で認められていたようです。このように様々な薬効を備えたハーブ。心とからだを健康に導くその秘めたパワーを探ってみましょう。

 

心や身体を元気にする効用

ハーブの香りは鼻から脳に伝わり様々な働きかけをします。たとえば緊張がほぐれると脳で増えるα波。ハーブの1種、ラベンダーの香りをかいだ時、波が大きな数値を一すという実験結果もあるそうです。この様にハーブには緊張を和らげる、つまりリラックス作用があります。

ラベンダー以外で緊張を和らげるの代表的なものは、ローマンカモミール、リンデン、セントジョーンズワートなど。これらのハーブには、ストレスを癒す効果があるわけです。もうーつの効能としては、気分をすっきりさせる効果があります。脳細胞を活気づける作用があるローズマリー、爽快な香りのミントなどは心身をリフレッシュしてくれます。

 

からだを元気にする効用

人間の身体には本来、 自然治癒力が備わっています。それにより、自律神経、ホルモン、免疫系のシステムが一定の状態に保たれているのです。ハーブはこの自然治癒力を回復、助長する働きを持っています。結果としてハーブは身体を健康な状態と導いてくれるわけです。

なんでも、薬効作用が知られているハーブは世界に数千可種も存在するとか。 効用は今のところ科学的に証明されてはいませんが、疲れやストレスで疲れたからだを回復する効果があることは利用者の声、需要が無くならない所か増えている所から確かです。

 

ハーブを育てる楽しみ

薬効だけではなく、育てるというポジテイプな楽しみがあることもハーブの魅力です。
ハーブの可憐な花や、色鮮やかで元気な葉を見ているだけで心が安らぎます。ハーブはほかの植物に比べ、丈夫で育てるのが簡単。庭がなくても太陽の光と水はけのよい土があれば十分。プランターや鉢に植え、べランダでも室内でも育てることができます。

種から生長させる自信のない人は、苗を購入するといいでしよう。小さな苗ならぐんぐん育っていく過程も楽しめます。観賞用としては葉や花が美しいラべンダー ミント、カモミールなどがおすすめですが、一番大切なのは自分が好きなハーブを選ぶこと。
嫌いな香りではリラックスしたり、気分を明るくすることはできません。臭覚を働かせ自分に合ったハーブを見つけましょう。

 

料理に使ってパワーを

育てたハーブを摘み取る、これも大きな喜びです。摘みたてだからもちろんフレッシュ。香りも高く、料理には最適です。おなじみのメニューもハーブを加えるとおいしさがアップします。素材がもつ独特の臭みを消すだけでなく、味を引き立ててもくれるからです。

肉料理と相性がいいのはローズマタイム、セージなど。魚料理にはフェンネルやディルがおすすめ。パスタにはオレガノ、バジルがぴったりです。ルッコライタリアンパセリは、サラダとしてそのまま食べられます。

おいしいだけでなく、ビタミンCが豊富に含まれていたり、食欲増進、消化促進の効果があるなどハーブの威力は絶大。 料理に使ってそのパワーを吸収すれば、からだの奥から元気になれそうです。

 

ハーブティーでリフレッシュ&リラックス

ハーブティー

ハーブティーで心もからだもイキイキ

ヨーロッパやアメリカでは、ハーブティーは「心とからだをケアするお茶」として定着しています。日本ではヘルシーというイメージはあるものの、どちらかというと嗜好的なお茶として親しまれている傾向が強いかもしれません。輸入により、その経緯で価格が高騰すると言う点も普及していない理由の一つかもしれません。

もちろん、お気に入りのハーブティーをおいしく飲むことは重要。それだけでも十分リラクゼーション効果が得られます。さらに、ハーブそれぞれの薬効を知れば心とからだのケアに活用することもできるのです。上記の記事でも触れたように、ハーブの香りには気分をリラックスさせたり、元気にしたり、高揚させるなどのヒーリング作用があります。

さらに、ハーブはからだに有効な水溶性成分も豊富に含んでいます。ピタミンB群やC、タンニン、フラポノイド、ミネラルなどです。つまりハーブティーを飲むことによって鼻から香りの成分、口からは水溶性成分、双方取ることができるのです。数種のハーブをブレンドすれば、相乗効果も期待出来ます。

 

自分にあったハーブを見つける事が大事

しかもハーブは効き目が穏やかでゆっくりとからだのバランスを整えながら、新陬代謝を促してくれます。コーヒーや紅茶と違ってカフェインを含んでいないので、寝る前に味わうことも可能。これも魅力の一つでしょう。

種類が豊富にあるハーブの中から、薬効の高い10種類をピックアップしました。それぞれ独自の香り、色、風味を持っているので、まずは1種ずつその個性を楽しみ、自分に合あったハーブティーを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

薬効の高いハーブ10種類

 

カモミール

林檎に似たフルーティーな香り。沈静作用と消化促進作用があり、ホルモンのバランスも整えてくれます。
便秘、不眠症、生理不順、冷え性などの改善に効果的です。 

ラベンダー

すがすがしい香りがストレスや不安を取り除き、気分をリラックスしてくれます。
精神面だけでなく消化不良、高血圧、リウマチなどにも有効で健康改善に幅広く役立ちます。 

ローズマリー

刺激的な香りの割に癖がなく、飲みやすい。脳を活性化して集中力を高める他、血行促進、強壮作用で身体の内側から疲れを癒してくれます。
低血圧、肩こりにも有効です。 

ジュニバーベリー

さわやかでスパイシーな香り。浄化作用があり、尿や汗の分泌を促進。体内の老廃物や毒素が排出されるので、むくみ、水太りの解消に役立つちます。 

サマーセイホリー

ペッパーハーブとも呼ばれています。ピリッとした風味が食欲を増進し、食後の胃疲れたとき、元気をつけたいときにおすすめです。 

タイム

肉料理でよく登場します。お茶にもぴったり。疲労回復・消化促進などの働きがあります。また、朝の目覚めもスッキリとよくなりからだのバランスを整えるのに効果的です。 

リンデン

花はイライラや神経緊張を和らげ、木部は利尿作用に優れ、老廃物の排出を促してくれます。花と茎はリンデンフラワー。木部はリンデンウッドと呼ばれています。 

ローズヒップ

ビタミンCはレモンの約20倍。更にA、B、Eも豊富に含んだ甘酸っぱい実はまさにビタミンの宝庫。疲労回復、肌荒れ、夏バテ、目の疲れに有効です。 

ヤロウ

すきっとした香りと辛味が特徴。発汗作用と血行を促進する効果があり、体内の毒素を追い出します。冷え性の改善に有効。ただし、多量の飲用は避けましょう。 

レモンバーム

シソ科、香りはレモンのようにさわやか。気分を晴れやかにするだけでなく、同時に消化も助けてくれ、精神的ストレスを緩和してくれます。
抗ウイルス作用があるので風邪の予防にも。