痛いの辛いのとんでけー!

生活している中でおきる「様々な痛み、辛い事」をテーマにして書いているブログです。

関節の衰えは20代からすでにはじまっている!?衝撃の事実とは

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誰しも日常をすごしている内に、衰えを少しは感じているものです。若い頃はみんな体のキレや軽さがあって、色々な動きを簡単に、軽快にとることが出来ます。しかし、かつては非常になめらかだった動きも、年月を経るうちにだんだんとぎこちなくなってくるもの。

そしていつの間にか動きが微妙に怪しくなってきて、そのうち「どうも最近調子がおかしいな…」ということになってきます。飛び越せるはず低い高さのものにつまずいたり、しゃがんだり、立ったりする際に腰や膝に痛みが走ったり。

 皆さんも生活の「ふとした拍子」に、そういった衰えを感じたことがあるのではないでしょうか?それは元をただせば、関節の支障からきている衰えです。わかりやすく言えば、関節の可動域が狭くなってきたということ。

関節が本来伸びるべきところまで伸びきらず、本来曲がるところまで曲がりきらなくなってきているから起こることです。可動域が狭くなるのは、関節内で骨同士が微妙にひっかかったりズレたりしているから。

 

たとえばぜんまい仕掛けのブリキの人形とか、自転車なんかの簡単な構造の機械は駆動部がサビついたりひっかかったりすると、途端に動きが悪くなってキイイ!と変な音を立てますよね。街でもお母様方がよくこんな音を鳴らしてブレーキをかけているのを見かけます。

関節もそれと同じ。人間には多くの関節がありますが、中にはほんっっの少しだけひっかかっただけで可動域が狭まって、体全体の動きに影響が出てしまうものもあります。
そういう関節に支障が生じたことにより、体の動きがぎこちなくなってきたり、自分が思ったように体が動かなくなってきたりするわけです。悲しいかな。

 

「アラフォー世代」も危ない?やっぱりと言うか…

こうした衰えの兆しはすでに20歳前後からはじまっています。脊椎において、重みや衝撃を逃がす緩衝材の役割をしている椎間板はこの頃から徐々に弾力性や柔軟性を失っていきます。

少しずつクッション性が低下してくるわけですね。すると、そのしわ寄せが体のあちこちの関節へと向かうことになります。椎間板のクッション性が落ちると、関節に体の重みがかかりやすくなったり、外部からの衝撃の影響を受けやすくなったりします。そのけ結果、関節がひっかかったりズレたりしやすくなってしまいます。

しかも、こうした関節のちょっとしたトラブルは、自分ではなかなか気づきにくく、ひっかかったまま固まってしまったり、ズレたままの状態で馴染んでしまったりすることが少なくありません。

 

そういう状態が続くうちに、関節の可動域が狭くなっていき、体を動かせる範囲が狭くなったり、関節に痛みを感じたりという事へ繋がっていくわけです。また、40代ともなれば、ほとんどの人が関節機能の衰えを自覚するようになり、腰や肩、ひざなどに痛みを訴える人も増えてきます。

さらに、50、60代になると、体の関節のどこかに痛みや悩みを抱えているのが当たり前のような状態になってくるわけです。

 

関節の劣化は20代から。今から覚悟し、意識し、予防していくのは大切かもしれません。